こんにちは

只今外はパッと晴れて気持ちがいいですね。

昨夜は結構雨が降って今朝には 雨は上がっていましたが 出社する際に車で走っていくと 結構な霧が出ていて 気を付けて走らないと視界が悪くて 少し怖いくらいでした。
今は知らない間に霧も晴れて 太陽の日差しが差し込んで 気持ちいいです。
でも今週末から来週水曜日くらいまで 天気が崩れる予報ですよ。
気温が下がって来るかもしれませんので 皆さん気温の変化に気を付けて下さいね。
まだまだ雪が降る季節ですからね。

今日の気温です

 朝6時室内温度20℃
 外気温度3℃
 昨晩の室内温度21℃でした

昨日DVDを書き込む作業をしましたが セミナーの際にHDD高画質で撮ったので要領が大きすぎて DVD1枚では収まらず 時間がかかり苦労しています。
今日はその画像データの容量を下げて 一枚のDVDに書き込みできないか チャレンジしてみます。

先日私の子供に卒業式はいつなのと聞くと 3月17日だよと言っていましたので 小学校最後ですから 出席しようと思っています。
子供は別に来なくても良いよと言っていましたが そうは行きません 私が行きたいんです。
皆どんな思いで卒業するのかな。
とっても楽しみにしています。
4月からは 中学生です。
声変わりもして来るでしょうし 反抗期にもなってくると思いますから 親として確りと受け止めてあげなければいけないと 思っています。
先日のセミナーで 大田講師がセミナーの最中に ホワイトボードを見て 驚いたような顔をして 誰がこのドラえもん書いたのと言っていて セミナー終了後も気になっていたらしく 誰がホワイトボードにドラえもん書いたのと聞かれ 怒られるかなと思いながら 実は私の子供が書いたんですよと言うと 無言でした。
セミナーの準備に花を飾る際に子供も一緒に付いてきて 待っている時に設営したホワイトボードに落書きをしていて 私はそれを気付き おぃっ落書きしちゃ駄目だよと言うと いいじゃん消すからと言うので 冷静になって考えて まぁいいや消さなくても良いよ そのままにしておけば良いよと 私のいたずらです。
ふざけていたわけでは無いんですが ドラえもんの絵が可愛かったので ホワイトボードの隅っこだし アクセントになるのかなと思い 残しておいたんです。
それを大田講師に聞かれて少し やばいと心の中で思いましたが でも怒られなかったし でも本当は書いちゃ駄目ですよと言う思いだったのか それは私には分かりません。
又今年中にセミナーを開催したいですね。

過去の面白い話 その18

社長に佐々木それじゃ墨付けやって見ろと言われ 私はハイッと大きく返事をし そしたら2件分の図面と木拾い書を兄弟子から私へと 渡されました。
おぅー実現するぞ 墨付けできるぞ 血の気が引いて 体が震えました。
お客様の大事な建物です 絶対に間違えられないんです。
その重要な責任と初めてする墨付け とても不安とやる気と入り混じっていました。
数日後 木拾い書通りの材木が 大きなトラックで運び込まれてきます。
もう逃げられません。
性根を決めて 墨付けの準備を進めていきました。
私が修行をした地域では 長野県とは違い 山の木を建築材料に何十年も掛けて育て 大事に大事にその木を使う地域で 構造もまったくと言っていい位複雑で 難しい仕事をする地域なんです 桁なんかは長野県の材料と違い 物凄く太い材料を繋がずに 一本物を使うし 丸太梁は丸太のまま皮をむき よき と言う斧の大きな道具で梁の形を八角形に削り落とし いど場と言う柱や梁が重なる部分は ちょうな と言う道具を使って形を作り 丸太梁は何重にも重ねて 中桁と言う建物の端から端まで通す梁を組み合わせ 登り梁 雲梁 二重梁 三重梁 天びん梁 棟木とそれは凄い仕事をする所で 長野県では考えられない位難しい仕事をする所なんです。
ですから墨付けも凄く難しくて ちょっとやそっとでは大工になれない地域です。
さぁ墨付け開始です。
ウマと言う台を据付 その上にまず土台を一本ずつ墨を付けて行きます。
土台の墨付けが終わると 次は桁材の墨付けです。
曲がりが無いか 癖はどうか 上に向ける方向は 根と頭の方向を見て 向きを揃え 何処の部分にどれを使えばいいか決め 墨付けが進んでいきます。
桁の墨付けが一段落し 次は丸太梁の墨付けです。
いつも私が丸太梁の皮をむき 八角形に木取っていたんですが立場が逆転して 兄弟子達が木取りをして置いてくれて それに墨を付けて 丸太と桁の接合部分の丸太の形を型板に移し 桁の取り付く部分に移し 柱一本一本を選別し 位置と向きを決め 墨を付けて 貫きを通す穴の墨とヨシを組む穴の墨付けをし 束と言う屋根の支えになる柱の長さから位置決めをし 墨を付け 隅木と言う斜めにかかる材木の隅付けをし それを又桁の接合部に移し 火打ちと言う斜めに建物がねじれない様にする 材木の隅付けをし 垂木掛けと言う屋根が壁に支える部分の墨を付け 破風板 垂木の墨付けをし これで全ての墨付けが終了です。
何日も墨付けが進み 集中し続けないといけないので 精神的にも大分疲れてきましたが プレッシャーに負けられません。
集中し 皆で刻みを進め 建前の日が近付いてきました。
いよいよ墨付けし 刻み終わった材木がトラックに積み込まれ 運び出されていきます。
まず一台目が出発 その瞬間が今でも忘れられません。
不安が頭をよぎります。
現場には材木が下ろされ 私たちは現場に行き土台の据付を進めていくと 何とか間違いが無くて 旨く土台が座りました。
翌々日建前の予定で進めていく中 何と建前当日 親戚のお葬式が入ってしまい 私は出れないよと言うと 駄目だ絶対に出なさいと言う事でした。
建前当日の朝 兄弟子達に建前宜しくお願いしますと お願いし 愛知県から長野県の松本市に向かい お葬式に出席させて貰い 午後3時頃終了したので ぶっ飛ばして愛知県の豊橋の現場に向かうと 兄弟子達が建前の片づけをし帰る所でした。
私は不安で不安で仕方なくて 現場に着いた際に 建てた建物を確認し 兄弟子に今日はどうも済みませんでしたと言う前に どうだった間違ってなかったと言うと 落ち付いた表情で おぅ間違いは屋根の束の向きが一本だけ違っていたが 後は間違いが無かったよ お前これで一人前だなと 微笑みながら言ってくれました。
私はそれを聴いて全身の力が抜けて 立っているのがやっとの状態でした。
緊張感が解けた瞬間でした。
兄弟子は 私に向かってお前良く覚えたな 教えてもいないのに 良くやったよとほめてくれました。
その時私は23歳になっていました。
会社に帰り社長に報告すると そうか良く出来たな 頑張ったな 佐々木はもう一人前だな おめでとうと言ってくれました。
本当に心からありがとうございますと伝え 涙が溢れ出しました。
嬉しかったです。
本当に嬉しかったですね。

私はついに大工となった瞬間でした。

続きは又後日

今日も元気で頑張ります。

佐々木   

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今日は雨