今日は雨になりそうですね
おはようございます。
今年は暖冬と言われていて、
感じる事は、いつもの年ならウィンドガラスが凍って、
ゴリゴリ削り取ってと言うのがほとんど無くて、
-7℃になる事も有るんですが、
プラスの日も有って、暖冬と言われているのは正しいんでしょうね。
暖冬だとありがたいんですが、
石川県の被災者の皆さんは、寒さに凍えて日々の生活をするのが精いっぱいです。
早く春が来て暖かくなって、寒さだけでも緩和されれば、
気も楽になるのではと思います。
一日でも早く復興できます様に祈っています。
・
今日の気温です
1月28日
朝6時室内温度19℃
外気温度-6℃
前の晩の室内温度21℃
1月29日
朝6時室内温度18℃
外気温度-5℃
前の晩の室内温度21℃
1月30日
朝6時室内温度19℃
外気温度-6℃
前の晩の室内温度21℃
1月31日
朝6時室内温度18℃
外気温度-6℃
前の晩の室内温度21℃
2月1日
朝6時室内温度20℃
外気温度5℃
昨晩の室内温度22℃でした。
・
昔の話を書いてみます。
二十歳のころ、アルバイトにケーキ屋さんに努めた時の話、
ケーキ屋さんと言っても売り上げが億の会社です。
本店の厨房でアルバイトとして働いていると、
良く気が利く子が来てくれたとチーフに気に入られ、
その事が社長の耳に入って、すると社長に呼ばれて、
貴方はとても評判が良いから、どうだい本店の店長やらないかと言われ、
そんな事言われるとは思ってもいなかったのと、凄くいい勉強になると思い、
次の日やりますと伝えると、その社長が、売り上げ金等全て任せられ、
現金数えて、帳面付けて、寝るのは毎日2時頃、
でもそれが楽しくて、店のパートさんや会社の社員もみんな親切で、
ますます評判良くなって、すると社長が、パン屋を出す事にしたと言うんです。
一緒に職人探しから、店の設計から手配など手伝ってくれと言われ、
社長と名古屋の有名なパン屋さんの職人さんをスカウトに行って、
交渉成立、店も出来、開店する事となったんです。
すると、その店のチーフが名古屋から来た職人さんで、
まーそれは横柄で、私がその店の店長だったので、
いつも、私に突っかかって来ていて、でも我慢して黙っていたら、
新規開店当初から大忙しで、スタッフ全員で総力を挙げてパン作りを手伝い、
何とか落ち着いたころ、だんだんと売り上げが下がって行くと、
社長が、チーフにパンの味の事で注意をすると、
パンの改良の経験が無かったチーフは悩み、あたりに当たり散らかすありさま、
私がそれを見て止めに入ると、お前関係ないだろう、出ていけーと言われ、
私はカチンと来て、チーフは40歳、私は20歳、お前って誰のことだ、
お前だよ、だからお前って誰のことだと聞きなおすと、パンの事何も知らんくせに、
店長ずらして偉そうなんだよ、あれはお前が嫌いなんだ、
だから出ていけとひつこく言われ、
私は我慢の限界になり、社長に叱られるのを覚悟で、
分かったよ、チーフおもてに出ろと、上着を脱いで、
チーフの首元をつかんで殴り合い寸前になった、
すると、チーフがひるんで、もう言いと出て行ってしまった、
そして次の日、本店にいた私の所へチーフがやって来て、
見るとお酒を飲んで酔っ払っていて、すると私に、
昨日は悪かった、パンの売り上げあげる為に悩んでいて、
必例な事ばっかりして申し訳なかったと頭を下げに来たんです。
私は、気持ち分かりますよ、大変ですね、何とも思っていませんから、
良い商品作って売り上げあげましょうと言うと、
私の手を握って涙を流されました。
その後私は、その店を止め本業に戻ったんですが、
数年後、パン屋は閉店、その後チーフは病気になり、
亡くなられたと聞きました。
そんな事を思い出し書きました。
人生って様々ですが、スカウトする側は、会社の利益を追求するための手段で、
高い給料を払ってでも引き抜きする。
その高額な給料に引かれ、スカウトに応じた職人の話なんですが、
引き抜かれた職人は、新しい店舗で新たなお客様を引き付けるだけの、
自分の経験や器量を過信していたのではと言う話なんです。
私は、そんな企業の話をよく聞きますが、
私は会社を起こす時の目標は、そう言った人間関係のしがらみのない、
自分の力で、自分の身の丈に合ったお客様の為の会社にしようとそれが目標で会社を設立しました。
お金や地位や名誉に引かれて自分の能力のなさに気づかないのは、
如何なものかと言う事ですね。
今日はそんな話を書いてみましたが、
人生って、今が良ければいいのではなく、
歳を取って、あの頃の自分は正しかったんだと後悔のない生き方が出来る事が、
幸せなんだと感じています。
.
今日もみなさんが幸せな一日であります様に
.
佐々木より