立派な、ご挨拶でした

おはようございます

 

今朝は、雨も上がり、

良い天気の朝となりました。

雲雀が空を飛び、

ピピピピィーと元気な鳴き声を聞かせてくれています。

季節は、春から夏へと変化していく中で、

木々の色とりどりの変化から、小鳥たちのさえずりが、

とても、心地いい季節です。

眼に青葉、山杜鵑、初鰹

そんな句が思い浮かびますね。

今週は、天気が続きますが、

日曜日あたりから天気は崩れるそうですので、

お出かける際は気を付けてお出かけくださいね。

 

今日の気温です

6月6日

 朝6時室内温度21℃

 外気温度17℃

 前の晩の室内温度25℃

6月7日

 朝6時室内温度20℃

 外気温度17℃

 前の晩の室内温度24℃でした。

 

先日、

悲しいお別れに行かせていただきました。

当時、会場について、

まだ信じられなくて、

玄関先まで行くのに、足が重く、

行きかう人々の顔を見ては、

だれか知ってる人でもいないか探している自分がいました。

玄関まで行くと、係の人がこちらですと案内していただいた途中、

お焼香の場所が有り、

そこに、飾られていた遺影が、

まさしく、本人でした。

それを見た途端に、やっぱり本当だったんだと、

足の力が抜けてしまう感覚を感じました。

間違いない、そんな確信を持った時、

これから葬儀に参列するんだと気持ちを入れ替えた事も、

私の心の中で起きた事実でした。

芳名帳に書き入れ香典を渡し、

振り向くと、

生前元気だった頃の写真が飾られていて、

それを、見つけた私はすかさずその場へ行き、

写真を見ても、やっぱり本人だと、

まだ信じられない自分がどこかにあって。

すると、横に、奥さんがいらして、

いきなり、私は、

どうしたんですか、

何があったんですか・・・・

と、

声を掛けてしまいました。

すると、突然倒れて、打ちどころが悪かったせいで、

助かりませんでしたと説明してくれました。

原因は、大動脈瘤破裂が原因でした。

数日前にお会いしたばかりだったので、

信じられず、本当に動揺してしまってと言葉を掛けると、

涙ながらに、本当に信じられませんと話される姿を見て、

何を話せばいいのか、掛ける言葉が詰まってしまいました。

葬儀が進み、初七日の法要も済、

退席の際に、本人のお棺の窓が開けられたので、

私は、出口から走って祭壇まで行き、順番に、お顔を拝見させていただいて、

お別れさせていただきました。

最後の、喪主のあいさつは奥様、

書き上げだ文書を両手で確りと握りしめ、

読み上げる姿を、静かに伺っていて、

凛とした、お姿で、

聞き入る、私たちの心には、

やるせない悲しみが込み上げていました。

葬儀が終了し、最後に参列者の皆様に、

喪主がお礼をしていました時、

私の顔を見て、ありがとうございましたと言われた私は、

本当に、立派な挨拶でした。

本当によく頑張りましたね、と声をかけると。

深々と頭を下げ、吹き出す涙をこらえきれずに、

これから母子共に頑張りますと仰ってくれました。

私は、会場を後にする時、

神様が、あの世の天国へ導いてくれるお葬式は良いんだが、

その前に、本人助けてくれりゃ良いじゃないか。

何が葬式だ、こんな悲しい葬式なんて、

そんな罰当たりな事を思いながら会場を後にしました。

立派なお葬式でしたが、本当に悲しい、

残されたご家族の事を思うと、やるせない気持ちでいっぱいです。

一日も早く、平成に暮らせる日が来ますように。

 

心より、ご冥福をお祈り申し上げます。

 

今日も皆さんが幸せな一日でありますように

 

佐々木より