今日はいろいろです
今日は曇り空で寒い一日ですね。
今日は朝からお引き渡しになりますお宅の 現場検査をしたり 工場に行ったりで 出たり入ったりです。
只今外出先から戻り 机に付いた所です。
いろいろ仕事があり ここのところ事務所に居る機会が少なくて 事務所での仕事がたまっています。
これから少しずつ頑張ってこなして行こうと思います。
見学会の準備やホームページのアップから初めて行きます。
なかなかホームページの作業は大変で 昨日仕事でお伺いさせて頂きました お宅ではコンピューターのキーボードの打ち方が 機関銃のように打っているのを見て すげーなーと感心してしまいました。
私なんか せいぜい使う指は両手合わせても3本か4本で 文字を見ながら打ちますから 遅いんですよ。
あんな風にキーボード打てたらなと 羨ましく思いますね。
今日の気温です
1月27日
朝6時室内温度19℃
外気温度-9℃
前の晩の室内温度21℃
1月28日
朝6時室内温度19℃
外気温度-2℃
昨晩の室内温度21℃でした
さぁてとそろそろ仕事の準備にかかりますか。
心を引き締めて 落ちの無いように慎重に進めていきます。
その前に
過去の面白い話 その12
私が昔学校を卒業し 大工の修行に入った時の話です。
私は小さいころから 手先がきようで 周りから凄い凄いとはやし立てられていたもんだから 大工さんになればきっと すぐにプロになれると思い込んでいました。
私が入社した建築会社は大工さんが12人ほどいて 若い大工さんはいませんでした。
私はそこの社長さんに従業員の皆さんに 今度入る 佐々木君だ宜しく頼むと言われ お願いしますと挨拶をしたら あまり反応がなくて どうなっているんだろうとそのまま グループに分かれて 現場に行きました。
そしたら怖いおじさんの大工さんが 掃除しろ 片付けろ 早くしろ 気を効かせろと そりゃーもう凄いけんまくで しごきが始まりました。
何日か過ぎて来ると 会社に出社する際に 誰よりも早く出社し皆の道具を揃えたり お湯を沸かして 道具を研ぐ準備をしたり 寒いといけないので火を起こして 皆が暖を取れるようにしたりと 毎日毎日 私は大工の修行に励んでいました。
だけどルルルルルです きようだなんて言葉はプロの世界では全く通用しないんです。
私は こりゃーど偉い世界に入ってしまったと 後悔しました。
数か月が過ぎて 私は毎日同じ事の繰り返しで面白くなくなり きついし精神的にも疲れ果てていた時 絶対に兄弟子や大工さん達に口答えなんてしてはいけない世界で 心で思ってもいけない世界なんですが 私は一日でも早く大工さんになりたくて 密かに心の中で構想を練り始めたんです。
それは一分でも一秒でも早く仕事を覚えるという事でした。
私は入社してから 道具を与えられていなくて。
道具がなかったんですよね。
それで私が就職した際の 高校出で基本給12万ほどだったんですが 私の給料は1カ月3万円で、でも私の考えは 早く仕事を覚える事 せっかくの3万円の給料をはたいて のこぎり ノミ カンナ と一つ一つ毎月毎月買って行くんですが せっかく買うなら宮大工さんが使うくらいいいやつを買ってやれと 意気込んだんですが 高くて買えません。
結局道具屋さんに頼んで 月払いで払う事をお願いし まとめて購入しました。
そしたらもう 使いたくて使いたくて うずうずです 毎日部屋に戻るとその道具を大事に大事に手で持ち 頭で想像するんです。
ノミの研ぎ方から 切れ味 カンナも研ぎ方から カンナくずの出方を想像していました。
仕事はいろんな現場を回り 教えてはくれないし 見て覚えろと言われていましたので 影から見ては少しずつ見て覚え ある時私は 大工仕事をさせてもらえないので いてもたっても居られなくなり タイミングを見計らって新しい現場の新しいメンバーになった時に この時だぁーと性根を据えて 僕 前の現場で押入れを作らせてもらいました。
だから押入れ作らせて下さいと言うと、親方はおぅそうかだったら押入れ作れと言ってくれたんですが 何せ本当は作った事無かったので緊張しましたね。
でも嘘も方便てこう言う事言うんですね。
押入れ作ったらほめられて 次の現場に行ったら今度は洋間の天井作りましたと言うとじゃぁと言われ それからどんどんと仕事をさせてもらえる様になり ついに和室の天井と言うと 親方は やりたいかと言われ それじゃぁと おっかない親方が 一緒に和室の天井張りの仕事を手伝ってくれるという話になり その時も実際にやった事無かったもんで 緊張してたんです。
それでも事前に木の切れ端を持ち帰り 刻んでは練習していたので 自身はありました。
どんどんと作業は進み 廻し縁と言う難しい天井の縁の取り付けが終了し さて次はいよいよ天井張りです。
親方が付いて見ていて 長さを何度も何度も計り天井板を切り 割りつけて いざ天井張りが始まりました。
親方と二人で足場に上がり そしたら親方が和室の天井のくぎの打ち方は普通の打ち方と違い 難しいから 教えてやると初めて言って頂き 嬉しくなってどんどんと天井板を張っていくと 親方がくぎの打ち方が上手くないな それじゃ駄目だから 俺が手でくぎを持っていてやるから くぎを打ち込んで見ろと親方が くぎを手に構えているではありませんか。
私はドッキドキです。
親方の手を間違えて叩いたら ど偉い事になるぞと緊張し少しずつ叩いていたら そんな叩き方じゃ駄目だ 思い切って叩けぇと言うので 思い切って叩いたら 狭い中での作業なので 金槌を振り上げた瞬間 構造材に金槌が当たり 的が外れて 叩いてはいけない親方の手を思いっきり叩いてしまったんです。
私はしまったぁぁぁぁと思うも 時すでに遅く 親方はいてぇーと親指を抑えてしゃがみ込んでしまいました。
私は慌てふためいて ごめんなさいごめんなさいと何度も謝ったら親方は 親指を私に見せて いいか これ位衝撃があるから 和室の天井張る時は 絶対にはずすんじゃないぞと 天井がきづになっちまうからな わかったなと言ってくれました。
怒られるんじゃないかと縮こまっていたら 全然怒られず 反対に教えてくれたんです。
感激して体の力が抜けてしまうほどでした。
本当にいい勉強になりました。
でも親方の親指の爪は紫色になっていたのは 言うまでもありません。
本当にあの時はごめんなさい。
そんなこんなで私は どんどんと仕事を覚えて行きましたとさ。
チャンチャン
今日も元気で頑張ります。
佐々木