今日もいい天気ですね
今日は暖かい日ですね。
でも暖かいせいか 風が出てあたりは凄い風が吹き荒れています。
まるで春一番の様です。
今日の午前中は以前からスタッフ募集をしていて その面接があります。
新しい年を迎え 今年は去年より もっと前向きに前進しようと言う近いから スタッフ募集をしました。
良い人が来てくれればいいんですが 期待しています。
今日午後は見学会のご案内とDMの作成を進めて行きます。
ホームページのお知らせイベント情報をご覧になってくださいね。
今日の気温です
朝6時室内温度18℃
外気温度4℃
昨晩の室内温度21℃でした
いよいよ明後日はレクチャーを受けに大阪まで 設計の保坂君と出かけます。
久しぶりの大阪です せっかくですから受講が終わったら美味しい物食べてこようかと楽しみにしています。
それより何より 運転して行くので疲れて居眠りしない様に しっかりとレクチャー受けてきますね。
そんな事で22日の晩はビジネスホテルに一泊です。
23日朝大阪出て長野県に帰って来ます。
過去の面白い話その10
私が昔中学生だった頃の話です。
私が中学2年生の時に 国語の授業で朗読が始まり 順番に少しずつ読みあげて行きました。
すると読み上げて行く内容が 私にとても関心のある話で それは中学生が父親と一緒に小さいゴーカートを作ったと言う内容で 私はとても関心が有り聞き入っていました。
そんな内容を聞いていて 私はふと自分に置き換えて考えてみました。
材料はどうすればいいんだ エンジンはどうする モーターが良いのすか タイヤはどうすると言う考えが私の頭の中を巡りだし そしたら自分にも出来ないかなと思いだし そしたらもう いてもたってもいられなくなり 自分には無理だなんて事は一切頭に浮かばず 数日後にはゴーカート作りを計画し出したんです。
材料は 設計は 動力は タイヤは 椅子は ハンドルは 全て必要な物を頭に浮かべ 夏休みに作成する事を決めました。
作る場所は父親の関係の倉庫内で作りたいと父に伝え 了解を貰い エンジンは兄貴が昔乗っていた50ccのバイクが有り 使うんなら乗らないからお前にやるよと言ったくれたのでありがたく貰い 倉庫にバイクを持ち込みバラバラに解体し エンジンだけにして あとはエンジンを元に 頭の中で大きさや形を想像し 材料の選定で 溶接の機械が無いので ボルトだけで組み上げようと決め 建築廃材を取り扱っている所へ行き 水道管の廃材を分けて欲しいと言うと いくらでも上げるよと言うので ただで貰い受け それを倉庫で 父親に借りた 鉄鋸とドリルで長さを揃えボルトで締めて ゴーカートのシャーシーを作り上げました。
それはもう毎日毎日楽しくて 夢中になって作っていました。
シャーシーが出来上がれば 次はタイヤ・イス・ハンドル・作動装置等を自動車の解体屋さんに行って 事情を話すと感心するね―と言い いくらでも分けて上げるから頑張って作りなさいと言ってもらい ハンドル・作動装置・イスを貰い 取り付けに入りました。
今度は車軸とタイヤです タイヤは農業機械に付けるゴーカートのタイヤに似た物を調達し取り付け 次にエンジンの組み込みです。
何度も何度もシャーシーを組む際にエンジンを載せて確認しながら進めて来て いよいよエンジンの組み込みです。
慎重に組み込み ガソリンタンクを組み込みそれから変速のレバーを取り付け ブレーキを組み込み ついに完成です。
エンジンをかけて調子を確認 快調です。
出来あがった達成感と 満足感で心は弾んでいました。
そしたら いきなり駐在さんがやって来て 何を作っているのと言われ ゴーカートだよと言うと 凄い物作っているんだな 見せてくれないかと言うので 見せたら 凄いなあー良く造ったねーと凄く感心していて でもこれは公道では乗ってはいけないよと言うので 乗るにはどうしたらいいですかと言うと グラウンドか 空き地を借りて 進入路に他の人達が入れない様にして 保護者立会いの下で乗るならいいよと教えて貰い 父親に頼んで知り合いの土地を借りて貰い トラックに4人で積み込み 現地に到着し 父親や近所の人がいる所で エンジンをかけて いざ走り出すぞと言う時になったら 感激しているのと 緊張感で心臓が高鳴り でも落ち着いて 慎重にアクセルを吹かしてクラッチを離したら少しずつ走り出しました。
走ったぞー凄い凄いどんどん走って行くんです。
近所の人たちが見守る中 私は楽しみながら運転しました。
満足し家に帰り次の日になると 何と中日新聞にゴーカートを作った中学生と出てしまい。
誰が連絡したのか 私の名前まで出ていました。
別に名前が出ても問題ないから良いんですが。
新聞が出たその日 家にいたら夕方突然 玄関横づけで すんごい大きな黒塗りの車がやって来て 中から黒い背広を着たおじさん達が4人下りて来て いきなり佐々木正人君のお宅ですかと尋ねられ 恐る恐るそうですと答えると 実はトヨタ自動車の物です 正人君をスカウトに来ましたと言うので 母親は家に上がって貰い 父母と私で話を聞くと トヨタ自動車の偉い人たちで 私を高校と大学の面倒を見て下さると言う話と 卒業後トヨタ自動車の設計と技術部で活躍して貰いたいと言う話でした。
私はキョトンです。
父母の顔を見ると お前の事だだから自分で返事しなさいと言われ どう答えていいのか動揺していたし 少し時間下さいと言うと 帰って行きました。
その夜父親に再度どうすれば良いと言うと 自分の道だから自分でよく考えて決めなさいと言われたんですが 父親はこんなチャンス無いからいい話だと思うよと一言いました。
私はその晩考えて次の日 父母に 考えたけど別にトヨタ自動車に行きたくて作った訳ではないし 高校大学出してくれるのもありがたいけど 断るよと言うと 父母は何も言わず 電話を取り昨日来た人に電話で丁寧に何度も何度も済みません済みませんと言っていたのが印象的でした。
そんな姿が私の記憶から離れません。
きっと父も母も行って貰いたかったんだと思いました。
でも一言もその事で私に話はしませんでした。
行っときゃ良かったかなぁーて時々思い出しては 思っています。
でも今は建築会社をやっていますから どっちが良いなんて分かりませんよね。
建築会社のが良いに決まってますよ。
そんな過去の話です。
今日も元気で頑張ります。
佐々木