本日も晴天、気持ちの良い朝です

おはようございます

 

今朝も穏やかに晴れて、

雲がほとんどない青空が広がっています。

日差しが透き通った空気を貫いて、

あたりの景色に溶け込み、

見渡す景色がくっきりと奇麗に見えます。

やっぱり晴れは気持ちが良くて良いですね。

今日は土曜日の週末、

お休みの方達ご家族でお出かけするのにちょうどいい天気ですね。

 

今日の気温です

9月7日

 朝6時室内温度24℃

 外気温度20℃

 昨晩の室内温度27日℃でした。

 

週末にちょっと読んでほっこりしてください

 

幸せな家族

私は長女が3歳になった時に長男を出産した。

長男が生まれるまで、私と長女は殆どずっと一緒に居た。

夫が居ない平日の昼間は、二人だけの時間だった。

でも子供が二人になると、ずっと長女だけという訳にはいかない。

出来るだけ寂しくないように長女を見ているつもりでも、

どうしてもそれまでより長女と一緒に遊べなくなっていた。

それでも長女は我儘も言わず、長男の面倒を見たりしてくれていた。

私が長男の面倒を見ている時は、大人しく一人でお絵かきをしていた。

それがとても有り難く助かっていた。

夫は育児に協力的だし、子供たちも良い子に育ってくれていた。

ストレスも無く幸せな日々だったと思う。

それでもきっと疲れが溜まっていたのだろう。

ある日、風邪で寝込んでしまった。

夫は数日有給を取って、子供の面倒を見てくれた。

夫は元々結婚前は一人暮らしだったので、家事全般をこなすことが出来る。

子供の世話もよく手伝ってくれていたので、安心して任せられた。

一日目は本当に起き上がれない状態で、殆どずっとうとうとしていた。

熱が下がってきた二日目は、あまり眠れず横になったまま、ずっと生活音を聞いていた。

ドアの向こうから夫や子供の声、遊んでいる音、食事の音などが聞こえていた。

見えなくても三人の様子が目に浮かんだ。

夫が持って来てくれたお粥を食べながら、早く元気にならなくちゃと思った。

子供に染さないようにと、数日子供に会っていないだけで凄く寂しく感じた。

一時間ほど経ってから夫が食器を下げに来てくれた。

トレイを片手に持つと、左手に持っていた紙を私に渡して部屋から出て行った。

私は夫から受け取った数枚の白い紙を見つめていた。

画用紙のような真っ白な紙を裏返した。

裏返すと、そこには夫の字でメッセージが書かれていた。

「ママ、早く元気になってね」

紙は三枚あった。

次の紙を裏返すと、そこには落書きのようなものが描かれていた。

きっと長男に色鉛筆を持たせたのだろう。

最後の紙はきっと長女からだ。

そう思って紙を裏返した。

「ママ、だいすき」の言葉と、家族四人の絵が描かれていた。

長女の絵は、一緒にお絵かきをしていた頃よりも凄く上手になっていた。

元気になったら絵を飾るための額を買いに行こう。

そんなことを考え、私は笑顔になった。

家族ってかけがえの無い大切な心の支えなんですね。

 

今日もみなさんが幸せな一日であります様に

良い週末をお過ごしください。

 

佐々木より 

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