凄い雪です
おはようございます
今朝起きて 外を見たら 細かな雪が降っていて 大した事ないなと 車を走らせ メイン道路に出たら 道路に結構雪が積もっていて 普通アスファルト道路は 普通の地面より 熱を蓄えているから 雪が積もってもわりと溶けてしまうものですが 今朝は確り積もっていて かなり冷え込んだ証拠ですね。
圧雪された道路では 行き交うクルマは 慎重に事故にならない様に 運転している姿が印象的でした。
私も周りの車が近くにいない事を確認し 一時停止の場所でブレーキテストをしたら スタットレスタイヤは確りと性能を発揮してくれました。
ギュッと滑らず止まるんですよ。
氷の上ではあまり効かないんですが 雪道ではスタットレスタイヤは凄い威力を出しますね。
でも安心していてはいけません 慎重に慎重に皆さんも運転しましょうね。
事故なんか起こしては つまら無いですからね。
今日の気温です
朝6時室内温度18℃
外気温度-4℃
昨晩の室内温度20℃でした
今日は午前中事務所で仕事を進め 午後お客様とのお打ち合わせがあり 土地を見に行く予定で その後はまた事務所に戻りお客様とのお打ち合わせがあります。
でも土地を見に行くのは この雪ではどうかなと 心配しています。
過去の面白い話 昨日の続き
私はアルバイト先で本店の店長を引き受けて 仕事をこなしていました。
以前厨房にて 仕事をさせて貰っていた頃とは違い 今度は店長ですから 私の下に20人ほどの人が付き 私が指示しなければいけない立場と変わり それを認めてもらうために 大工の修行で身に付けた経験を生かし 朝、皆が出てくる前に 会社に出社し掃除をし 外の掃除も済ませ 陳列する商品のチェック等を済ませ 皆が来てから ミーティングをし レジにお釣りをセットし 陳列棚に出来た商品を並べ 落ちがないかチェックし お店を開けてという毎日が続きました。
そうすると 毎日のように社長に呼ばれ 状況報告をしていました。
そんな事を繰り返していると 社長さんは私に お前出来るじゃん それじゃ今度は仕入れを任せる 次は売上を任せる 次は本店の帳簿を任せると 次から次へと仕事量が増えて行きました。
私は必死に業務をこなし その仕事が今までに経験をした事のない事ばかりで おもしろくて おもしろくて 頑張っていました。
するとある時 また社長に呼ばれ 今度は佐々木君は云ったとおりに 仕事をこなしているね どうだいこの仕事はと聞かれ 私は初めての経験をさせて頂き とても充実をしていますと 答えると そうかじゃこれから私が あなたに経営を教えてあげるからと言って頂き おぅですよね。
経営そんなもん教えてくれって言ってないのにと 心で思っていましたが 内心なんだか社長さんに近付いたような気がしました。
それからと言うもの 毎日社長に付いて歩き 時には相談に乗ったり 意見を交わしたりと難しい、普通では経験の出来ない 社長から見る会社の見方が 私に身に付いてきました。
そしたら 社長は私に どうだい今度は他の支店の監理をしないか 出来たら一カ月に今の給料プラス5万円ずつあげると言う話を持ちかけられ 15万円ほどの給料だったので それはもう 有りがたい話 私はありがたくお受けし 本店と 支店の全てを任され それはもう大変な事でした。
仕入れの打ち合わせから 交渉 原価計算から 商品チェック 新商品開発 季節の売れ筋の企画 売上アップの為の会議 お金の監理 帳簿の監理 集金 ホテル 旅館への営業 新店舗の企画 新店舗の資金計画 アルバイトさんの手配と配置 新しい職人さん捜し 全体会議とそれはさまざまな仕事が私にのしかかっていました。
しかし大変でも楽しいから 仕事をこなしていくと 毎月約束通り5万円づつ給料が上がって行くではありませんか 数か月が過ぎて 私の給料は30万円ほどになっていて そしたら今度は お土産屋さんを全てく任せると言われ これでこの会社の全ての監理を任されてしまいました。
それからが悲惨でした。
毎朝早起きをし 掃除もしていましたし ミーティングし全てのお店に顔を出し 商品管理から 手配と配達の手配 仕入れ お金の管理もしていて 毎晩会社を出るのが10時11時で それから自宅に帰り お金の計算から 帳簿の整理 いつも仕事が終わるのが早くて午前1時 遅い時は3時頃の時もありました。
それから晩御飯を食べてお風呂に入って寝ると言った 毎日が続いていました。
それでも私は 任されたんだという責任感を感じ頑張っていました。
そんな時に ふと私は自分のやっている事を 見つめてみました。
そしたら私の仕事は 会社の為にやっているのか 何の為にやっているのかと言う疑問にかられ 事務所に行った時に いつも一生懸命に私を応援していてくれた 鶴田正江さんと言う事務経理を任されている人がいて その人にふと 自分のあり方を聞いてみたら 回答が考える暇もなく即答でした。
何言ってんの そんなのお客様の為に決まっているでしょ 確りしなさいと言ってくれたんです。
あっ・・・・・そうなんだよな と私の目が覚めました。
忙しい忙しいで 業務をこなす中 お客様の為にを忘れてしまっていたんです。
これはいけないと 気分転換に 社長にお願いし 時間を作り夜の街に飲みに 繰り出し 社長と私と従業員の皆と朝まで 飲み明かしました。
そんな事が功を奏して 一段と皆と心が溶け合い 私は本当のお客様に対する基本の思いと言うものが 身に付いたように感じました。
それからはもう誰も 私を止められません。
お客様のためにという気持ちが芽生えたら 掃除の仕方から態度 姿勢全てが駄目だと感じ自分を責めて責めて 本当のケーキ作りとは何かを覚えて行きました。
そんな事を続けている中 疲労がたまり 何と私は寝たまま2日間起きる事無く 寝続けてしまいました。
私が目を覚ますと 私の顔の前に社長が座っていました。
あっいけないと 仕事をしなければと言うと 社長はどうだ大丈夫かと声をかけてきました。
私は大丈夫です 疲れただけですからと言うと 笑顔で ゆっくりと疲れを取りなさいと言ってくれました。
そして私はおかゆを食べたりして 体力を回復していく中 いろんな事を考えていました。
私は大工の修行をほったらかして ケーキ屋さんに来て楽しいからと がむしゃらに仕事をしたあげく 倒れて周りに迷惑をかけて 情けなくなり もうここでけじめを付けようと決心をしました。
回復後仕事に戻り 数日たってから 社長さんに事情を話すと 何と会社経営と言うものは こう言うものなんだよ 良く分かったかな あなたはきっといつか独立するだろう その時は 今までの経験を基本に あなたの身の丈に合った会社造りをして行くんだよ。
決して借金をして マイナスからのスタートはするんじゃないよ。
分かるね 独立をするんなら 働いてお金を貯めて そのお金で出来る範囲での会社を造りあげなさい。
仕入れも絶対に現金仕入れが基本だよ。
これで私の教える事は ありません 残念だが頑張るようにと言って頂きました。
私は感謝の思いで 感極まって心が締め付けられる思いでした。
本当にこの時の出来事が 今でも私の基本となっています。
100円のシュークリーム一つ買って頂く為に 美味しくなければいけない ここにこのシュークリームを買いに来て頂ける為にどうしたら また来て頂けるか 店の雰囲気が良く 来てよかったと言って頂けるようにと言う 毎日の緊張感を保ち 決して手を抜かないプロ魂が 私の一生のいい経験となりました。
本当にその説は今泉社長お世話になりました。 心よりありがとうございました。
ケーキ屋さんで 学んだ大きな出来事のお話です。
続きはまた後日
今日も元気で頑張ります。
佐々木