本日は晴天なり
おはようございます
今朝はパァーと晴れて、
本当にいい天気の朝となりましたね。
風もなく空気は澄んで、見渡す景色が素晴らしく奇麗に見えます。
北アルプスも、美ヶ原も透き通った青空に照らされて、
はっきりと見えるそんな姿が美しいですねー
こんな日は、外に出て両手広げて深呼吸しましょう、
吸い込んだ新鮮な空気で身体が元気になりますよ。
ゴールデンウィークの疲れもすっ飛んじゃいますね。
なんだか天気が良いと心も弾みます。
今日の気温です
5月8日
朝6時室内温度20℃
外気温度1℃
昨晩の室内温度23℃でした。
今朝は朝1℃と気温が下がりましたが、
日中はぐんぐんと気温は上がるそうです。
毎年起きる春の砂嵐は今年はあまり見受けられませんから、
農家の人も一安心ですね。
ある一枚の写真のお話
俺が小さい頃に撮った家族写真が一枚ある。
見た目普通の写真なんだけど、
実はその時父が難病(失念)を宣告されていて
それほど持たないだろうと言われ、
入院前に今生最後の写真はせめて家族と・・・と撮った写真らしかった。
俺と妹はまだそれを理解できずに無邪気に笑って写っているんだが、
母と祖父、祖母は心なしか固いというか思い詰めた表情で写っている。
当の父はというと、どっしりと腹をくくったと言う感じで、とても穏やかな表情だった。
母がその写真を病床の父に持って行ったんだが、
その写真を見せられた父は特に興味も示さない様子で
「その辺に置いといてくれ、気が向いたら見るから」と
ぶっきらぼうだったらしい。母も、それが父にとって最後の写真と言う事で、
見たがらないものをあまり 無理強いするのもよくないと思って、
そのままベッドのそばに適当にしまっておいた。
しばらくして父が逝き、病院から荷物を引き揚げる時に改めて見つけたその写真は、
まるで大昔からあったかのようなボロボロさで、
家族が写っている部分には父の指紋がびっしり付いていた。
普段もとても物静かで、宣告された時も見た目普段と変わらずに平常だった父だが、
人目のない時、病床でこの写真をどういう気持ちで見ていたんだろうか。
今、お盆になると、その写真を見ながら父の思い出話に華が咲く。
祖父、祖母、母、妹、俺・・・。
その写真の裏側には、もう文字もあまり書けない状態で一生懸命書いたのだろう、
崩れた文字ながら、「本当にありがとう」とサインペンで書いてあった。
誰だって愛する家族と別れたくないですよね。
そんなお父さんの気持ちが伝わりますね。
今日もみなさんが幸せな一日であります様に
佐々木より